ANAダイナースカードのあふれる魅力にフォーカスしてみたい。
マイレージが効率よく貯まる
なぜ「ANA」ダイナースなのか。それはマイレージが貯まりやすいからである。
実際には「ANA」でも「JAL」でも、利用者自身が好む航空会社のマイレージカードと一体型になっている「ダイナースカード」に魅力を感じているが、この場ではANAダイナースカードを取り上げる。
ANAダイナースカード | カードラインナップ | クレジットカードのダイナースクラブ (diners.co.jp)
マイレージがどれくらいたまりやすいのか。
- 100円＝1ポイント＝1マイルで交換可能
- ポイントの有効期限はなし（※マイル移行後は36ヶ月の期限あり）
- 家族カードやETCカード、ビジネス・アカウントカードなど、追加カード利用分のポイントも合算できる
- 貯めたポイントの年間マイル移行上限額設定がなく、手数料も発生しない
- フライトボーナスマイルが+25％つく
飛行機を利用することが多い方にとって、マイルが効率的にたまることは大きな魅力である。
ビジネスクラスカウンターでチェックインができる
国際線エコノミークラスを利用する際も、ANAダイナースカードの提示で本会員/家族会員ともにビジネスクラスカウンターを利用できる。混雑する時期に海外旅行をする場合、長蛇の列に並びチェックインや荷物の預け入れをする必要がないのはストレスフリーである。
空港ラウンジの利用ができる
多くのステータスカード（ゴールドカード以上）で国内のカードラウンジの利用が可能になるが、このANAダイナースカードは国内のカードラウンジだけでなく、国内／海外約1,300ヵ所の空港ラウンジが利用できてしまうのだ。無料利用回数は年間10回までと制限はあるものの、海外旅行の際は長時間空港で時間調整することもあるだろう。そのような時に、ゆったりとした時間と空間で飲食をしながら時にはシャワーを浴びたりマッサージを受けたりしながら時間を過ごすことによって、待ち時間が一つの旅の経験になるだろう。他のステータスカードにあるような、同行者1名無料のサービスはないので注意したい。
自動付帯の保険がついている
利用付帯ではなく、自動付帯であるところがポイントだ。仮にメインカードが別にあり、そちらで旅行の費用の決済をしたとしても、このANAダイナースカードは自動付帯の保険が充実しているのだ。他のゴールドカードでは、国内の旅行には自動付帯/利用付帯がないこともあるが、ANAダイナースカードは海外旅行は当然、国内の旅行であっても自動付帯の保険額がついているのだ。
帰国時の手荷物宅配が年2個までついている
年2個というのは、アメックスなどに比べるとサービスは決してよいとは言えない。しかし、公共交通機関で持ち帰ることを躊躇するような、大きくかさばるような荷物を持ち帰る旅行を年に何回するだろうか。まずはそのようなサービスがついていることがありがたい。
エグゼクティブ ダイニングが利用できる
ダイナースクラブの特典として、エグゼクティブダイニングの利用がある。対象レストラン所定のコース料理が2名以上の利用で1名分無料に、一部レストランでは6名以上なら2名分の料金が無料になるグループプランも用意されている。レストランのラインナップは比較的リーズナブルなところから、普段なら予約を躊躇するような高級レストランまでそろっている。1名分無料になるのであれば、1名当たりの単価を上げたレストランも利用気になる。または、ワインをボトルで頼む余裕も生まれるかもしれない。いつもよりもお得にラグジュアリーな体験ができることは大きな魅力である。
その他の魅力
ほかにも、ゴルファー向けのサービスが充実していることも特徴である。また、国内の厳選された対象のホテルや旅館で宿泊特典を受けられる。空港内のANA FESTAでの買い物で5%割引を受けられたり、ANAダイナースカードを利用してANAで直接航空券を発行した場合のポイント還元率も高い。一律の利用上限額が設定されていないため、高額決済をする必要がある方にも使いやすいカードである。
気を付けたいところ
申し込みをする前に考えておきたいところが少しだけある。まず、年会費がそれなりに高い。本会員 29,700円（税込）、家族会員 6,600円（税込）である。飛行機に乗ることがなく、高級なレストランにもほとんど行かない、ゴルフもしない、旅行もしない方が、日々のお買い物で主に本カードを利用する場合はあまりメリットを感じないだろう。また、入会資格が公表されていない。ある程度の安定した職と収入があるだけでなく、クレジットヒストリーに傷がついていないことも重要な条件になるであろう。
ANAダイナースカード | カードラインナップ | クレジットカードのダイナースクラブ (diners.co.jp)
ANAの新規入会キャンペーンや、ダイナースカードの新規入会キャンペーンなどを利用して、お得な入会特典が獲得できる時期に是非入会申し込みチャレンジしたいクレジットカードの1枚である。
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