iPhoneユーザーは多いと思いますが、ショートカット機能はどれだけのユーザーに使われているのだろうか?
恥ずかしながら筆者はこれまでショートカット機能を使ったことがなかった。しかし、最近いくつかのショートカットを使用しているが、大変に便利である。もっと早く使い始めればよかったとすら思う。
ショートカットとは
iPhoneのショートカットはこちらのアプリです。
購入時、標準アプリとしてiPhoneにインストールされています。
ショートカットは、アプリでの1つまたは複数の作業を素早く完了するための機能です。ショートカットアプリでは、複数の手順を組み合わせた独自のショートカットを作成できます。例えば、海の波情報を取り込み、ビーチまでの所要時間をチェックし、サーフミュージックのプレイリストを再生する、という「サーフタイム」ショートカットを構築できます。
ショートカット ユーザガイド – Apple サポート (日本) より
プリセットされたショートカットがいくつか入っていましたが、正直なところ、それを見たことで訳が分からなくなり使うのを放棄したことを記憶しています。
改めてショートカットを使い始めた筆者の理解では、iPhoneのショートカットは「簡単なプログラミング」です。○○という動作をした後、□□という動作をするように、という動作の連続の指示です。
初心者にお勧めしたいショートカットの例
レベル1)特定の誰かにワンタップでLINEでメッセージを送るショートカットの作成
「メッセージを送りたい相手」と「メッセージを送る手段」が選べます。
動作の指令設定は1つだけであり、比較的簡単でとても便利な機能です。
以下の図は、「LINE」で「”メッセージ”」を「○○」に送る、というショートカットです。手段と相手は固定で、送りたいメッセージは都度テキストに入力し自由に作成できます。
レベル2)測定した体重を記録するショートカットの作成
テキストで体重を入力します。入力した体重をアプリ(ヘルスケアアプリなど)に連携します。
動作の指令設定は2つになりますが、それぞれの指令がシンプルなのでそれほど難しくありません。
以下の図は、測った体重の値を「”数字”」で入力し「ヘルスケアアプリ」の「体重」に「テキストに入力した数字」を「本日の日付」で入力する、というショートカットです。
筆者はオプションとして、「ヘルスケアアプリ」に入力された「体重」を「WaterWidgetlntent」という別のアプリの「体重」に入力する、という指令を追加しています。
実際に入力するときの画面はこちら。
↓↓
ショートカットをタップすると「今日の体重は?」というポップアップが現れ、「数字を入力」して「完了」するだけで終わりです。これだけで、ヘルスケアアプリに体重が記録されています。
お勧めのショートカット作成方法
プログラミング経験がない素人にとって、いくらシンプルな指令とはいえ、一からショートカットを作成するのはとても難しいです。そこでお勧めしたいのは、誰かが作成したショートカットを自分のiPhoneにダウンロードする方法です。
YouTubeやホームページなどで無料で提供してくれるサイトが検索するとたくさん出てきます。信頼するサイトからダウンロードしてくるのは自身で作成の必要がなく、とても楽です。
iPhoneにプリセットされているショートカットは、多数の指令が複雑に作られており、そこまで一気に動作を進める必要がないと感じてしまうものも多くあります。また、iPhoneの純正アプリの利用を前提としているショートカットが多く、例えばapple musicを使っていない場合などは別の音楽アプリにカスタマイズしないと使えません。が、それが難しいのです。
ショートカット初心者の筆者にとっては、通常3~4ステップを踏む程度の動作(電話アプリを開く→連絡先を選ぶ→電話をかける、など)についてショートカットを作りワンタップにする程度が、作成も使用感触も、丁度よいです。
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