筆者は長いこと土鍋でごはんを炊いています。
そして、炊飯器に変える予定は今のところ全くありません。
我が家の土鍋ごはんの炊き方
土鍋でごはんを炊く方法について調べるとたくさん出てくるが、筆者の炊き方は長年の経験による適当なものです。ちなみに我が家の土鍋とガスコンロのスペックは以下の通り。
土鍋・・・ごはんを炊く専用のもので、蓋が二重になっているもの。3合炊き用。
コンロ・・・三ツ口のガスコンロ。ガスは押してカチカチしたら離すタイプ。火の調整はスライド式のレバー。
【我が家の土鍋ご飯の炊き方】
最低30分以上の浸水
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お米の量に合う水の量を合わせる
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ガスの火をつける
ポイント: 三ツ口コンロの真ん中=一番小さいコンロを使う
火の強さ: 始めから終わりまで調整なし=中火~強火の間くらいの火の強さ
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火をつけたまま放置
冬場12~15分くらい、夏場10~12分くらいで土鍋からボコボコと音が鳴り始める
ボコボコ鳴り始めてから30秒くらいで白い蒸気の量が一気に増えるが、そのままの火力を維持
白い蒸気量が増えてから30秒~1分くらい火を止めずに我慢する
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火を止める
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蓋を開けずに、そのままコンロの上で最低15分は蒸らす(👈これが最大のポイント)
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蒸らした後、軽くごはんをほぐして茶碗によそる
お勧めポイント① 早い!簡単!!
浸水時間と蒸らし時間を除くと、土鍋での炊飯時間は15分弱です。
炊飯器では炊飯コースにもよるが、早炊きでもしない限りもう少し長い時間がかかるでしょう。(炊飯器は、浸水~蒸らし時間まで含まれた炊飯時間になっているのかもしれませんが・・・)
食事の支度中に土鍋に火をつけ、そのまま料理に集中していても、「ボコボコボコボコ」と土鍋から音が鳴り、勢いよく蒸気が上がったら土鍋に意識を戻せば大丈夫です。
タイマーをかけると安心ですが、火をかけたまま別の部屋に移動でもしない限り、音と蒸気がタイミングを知らせてくれます。
また、土鍋でのごはんの炊き方を書いた説明書きの中には炊き始めから炊き終わりまで、細かい火力調整について書かれているものがりますが、筆者の経験から、それは必須ではないと感じてます。
大事なのは事前の浸水と、炊飯後の蒸らしです。
お勧めポイント② 狭いキッチンでも場所を取らない
そもそも筆者がごはんを土鍋炊きに変更した理由は、引っ越し後に炊飯器を設置する場所とコンセントが取れなかったからです。
炊飯器から蒸気がたくさん出るためキッチン内に炊飯器を置ければよいが、設置場所がとれない場合は日本の梅雨時期から夏にかけては湿度が気になるため設置場所も考えてしまいます。
その点、三ツ口コンロの真ん中の小さめのコンロは出番もそれほど多くなく、ごはんを炊く用の土鍋は大きさもそれほど大きくありません。手前二つのコンロで煮たり焼いたりしていても、奥のコンロで炊飯することは料理の邪魔になるほどではありません。
使用しないときは食器棚にしまっています。
お勧めポイント③ おいしい
炊飯器でごはんを炊いてもおいしく炊けるので比較は難しいが、少なくとも土鍋で炊いたご飯はおいしいです。水分量を間違えなければ炊きムラも生じにくいです。また、比較的強火で炊飯しても、土鍋は底の厚さがあるので、焦げ付きにくくたとえ焦げたとしても、おこげごはんを楽しめます。
筆者は土鍋でご飯を炊く以前は、よく厚底の鍋でご飯を炊いていました。それもおいしく炊けますが、芯が残ったり、水っぽくなったりするような炊きムラは、鍋より土鍋のほうが生じにくいようです。
炊飯器には保温機能があり便利ですが、保温したごはんは多少乾燥しておいしくなくなってしまいます。
ごはん用の土鍋の中には、電子レンジ対応型のものが多く存在します。土鍋に残ったご飯を温めなおす際に電子レンジで温めると、土鍋中の水分が蒸気となりおいしく温められると感じます。
土鍋でごはんを炊くときの注意点
うっかりその場を離れてしまい、炊飯中であることを忘れてしまうと焦がしてしまいます。ガスコンロが自動で止まってくれるので火事は免れていますが、炊飯器のように自動で止まってくれないので、その場を離れるときはタイマーを設定しておくなど注意が必要でしょう。
筆者は蓋が二重になっているものを歴代使用していますが、それには大きな理由があります。
普通の土鍋のように、蓋が1つのものはとにかくガスコンロ周りが汚れるのです!糊状になった水分が、ボコボコボコボコ音が鳴り始めると同時に周囲に飛散します。飛散する、というレベルではなく、吹きこぼれるといっても過言ではないほど、糊状の水分があふれてくるのです。
ごはんを炊くたびにこれでは、たまったものではありません。そのため、筆者は炊飯用に使用する土鍋は二重蓋のものを強くお勧めしたいと思います。まったく周囲を汚しません。
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