先日、軍艦島上陸ツアーに参加してきました。結論から言うと、他人にお勧めできる大満足のツアーでした。
軍艦島は世界文化遺産に登録されていることから、現在上陸ツアーが許可されているのは5社程度に限られているようです。その多くの出港場所は長崎港からとなっています。
記事記載日時点での上陸ツアー実施会社は以下の通りです。
- やまさ海運株式会社
- 株式会社シーマン商会
- 軍艦島コンシェルジュ
- 有限会社 ⾼島海上交通
- 第七ゑびす丸(馬場広徳)
長崎港から軍艦島までの乗船時間は一般的に40~50分程度とのことですが、第七ゑびす丸は軍艦島近くからの出港となるので、乗船時間は10分程度となるようです。
筆者はヤマサ海運株式会社を利用しましたが、選んで良かったところを以下にまとめました。
軍艦島上陸クルーズのネット予約 |やまさ海運 (gunkan-jima.net)
まず、乗船中に左右に見える景色についてガイドアナウンスが船内に流れ、軍艦島以外の長崎の歴史についても知ることができました。
また、船が二階建てで比較的大きく、海の状況にもよると思いますが揺れは気にならない程度でした。一階部分は窓があり冷暖房が効いたスペースとなり、二階部分は潮風を感じながら船旅を楽しめるスペースとなっていました。
船内アナウンスおよび上陸後のアナウンスは日本語と中国語で説明されており、中国からのツアー客の多さを感じさせます。団体のツアー客も乗船されていたようで、上陸後の案内グループが分かれていました。
軍艦島到着後すぐに軍艦島東側から上陸し、ツアー開始でした。数十分程度、上陸が許された部分について移動しながら説明をしていただきました。話はとても分かりやすく、興味深いものでした。
ツアーが終了し再び乗船したあとは、軍艦島の東から南、南から北西にかけて移動しながら軍艦島についての説明が続きます。シャッターポイントではしばし船が止まり、写真を撮ることができます。北西まで行くと、Uターンして西から南、東に向け移動しますが、今度は中国語での船内説明でした。
十分軍艦島の写真を撮り、満足したところで帰港ルートに入りました。帰りのルートでは船内のテレビ画面で歴史的な説明のビデオが流れ、大満足のツアーでした。
ツアー会社の多くが午前午後各1回ずつツアーが設定されているようですが、海の状態によって上陸できないこともあるようで、筆者の利用したやまさ海運では当日の予約したツアーが上陸ツアーになるのか周遊ツアーになるのかは、出港時間2時間前に決定されるようでした。
筆者が利用した日は満員でした。事前予約で少し割引がありますので、事前に予約してから行くことをお勧めします。
下船時、このような上陸証明書を手渡していただきました。
とてもよい思い出となりました。
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